PH9.0

20代の男の日々の雑記です。

三体

Netflixで三体を2話目まで見た。紅衛兵もその後、山奥の労働をさせられていたというのは驚きだった。さらに、主人公の父親を殺した少女と労働施設で再開する場面で、少女が未だに殺害を反省していないことが判明したシーンも心に残った。彼女は自分が信奉しそれのために人殺しまでした共産主義によって、今度は逆に、強制労働をさせられ腕まで失っていた。しかし、それでもなお、過去の殺人を正当化している。共産主義の洗脳が解けたなら当時の罪は反省して当然ではないだろうか?しかし彼女はそうではない。おそらく彼女は共産主義ではなく、金持ちや学識のある人間に対する僻みが先にあり、共産主義の名を借りて、殺人をしたのだろう。強制労働により腕も失ったことで、今では共産主義への忠誠心は失われたかもしれない。しかし、僻みの感情は残り続けているため、人殺しについては自己正当化できるのだろう。日本人は格差を許容する傾向が高いためこのような強い僻みは持ちにくいだろうと思う。一方、中国人には共産主義を剥がしても平等への執着が残るのだろう。

家事の楽しみ

実は僕は家事が好きなのかもしれない。生まれてこの方家事を嫌ってきたが、最近家事が好きになってきた。社会での労働より、家事の方がダイレクトに自分に向き合える気がして面白い。家事をすることで自分の空間が洗練されていく気がする。これはミニマリズムの感性にも繋がっている気がする。

旅の効用

ここ数年間、僕は旅行をしてない。別に旅行をしなくても平気だ。しかし、世の中には旅行しないとダメになってしまう人もいるらしい。それほど旅行というのには中毒性があるのだろうか。それは人それぞれだろう。

よく考えてみると、過去に行った旅行はどれも鮮明に覚えており、それを振り返るだけでも面白い。そう考えると今後旅行に行ってみるのもありなのかなと思えてくる。

ウクライナの本読んでて思ったが、ウクライナ国内が親欧と親露に分裂してるのって、単に国内が経済的に貧しいからなのではなかろうか。ソ連解体直後にはそういった分裂は無かったらしいし。かつてドイツで不況後にナチスが現れたみたいに、ウクライナでも地域ごとに民族主義みたいなのが現れて、欧米側とロシア側に分かれているんだろう。でも、ロシア側の地域でも富裕層は新欧だったりするから、階級の影響もあるのかも。実際、ゼレンスキーも東部出身のロシア系の人だけど、親欧だし。