PH9.0

20代の男の日々の雑記です。

ウクライナの歴史

ウクライナの歴史の本を途中まで読んだ。ウクライナ民族主義がいかに大国によって挫けさせられてきたのかということがわかった。キエフ大公国はモンゴルによって、ヘーチマン国家はロシアによって挫けさせられてきた。だからこそ、ソ連崩壊後のウクライナ民族主義にはこれら東方の大国の世界観から抜け出そう、そして西方の自由を目指そうという気概があったのだろう。今日までのところその民族主義がうまく機能していたかわからない。それはこれから露ウ戦争がどのような結末を迎えるかでわかるだろう。自分は露ウ戦争に関しては停戦派だが、ウクライナの歴史を知ると、ウクライナ民族主義が大国ロシアに対して持つ反抗心にも同情せざるを得ない部分あるように感じた。