PH9.0

20代の男の日々の雑記です。

ウクライナ

ウクライナの最近の歴史について読んでいる。ウクライナは地域が東部とその他(キエフ)に分かれており、さらにその中でも右翼、左翼又は親欧、親露に分かれており、政治状況わかりづらい。クチマ大統領までは大統領が各勢力の意見を取り入れた政治をしていたが、ユシチェンコ大統領からはウクライナ右翼と地域主義の対立の時代になってきてるような気がした。一つの国の中に主張の強い一部地域がある場合、本体の国の右翼と一部地域の地域主義が国政で争うという事態がウクライナでは起きており、地域閥政治が根付いていない日本の状況に慣れているとイメージしずらい。地域主義もその地域の中の政治世界では右翼的な与党なのであろう。それが国政に出てくると反体制的な野党、もしくは右翼とも左翼とも言い難い微妙な与党になるのだろう。ウクライナ本体の右翼とウクライナ東部の地域主義の国政上での争いを理解することが、ユーロマイダン革命、ウクライナ戦争を理解するのに必要であるようだ。また、アルメニアのカラバフ閥なども地域主義に類するものでないか調べる必要がありそうだ。