PH9.0

20代の男の日々の雑記です。

お掃除の重要性

 これまで僕は掃除をすることを軽んじていた。机の上とか風呂とかは汚いままでいいと思っていた。しかし、最近は少しずつ身の回りのものをきれいに保つ努力をするようになってきている。これは明らかに村上春樹の影響である。

 村上春樹の作品には掃除シーンが多い。丁寧に掃除をすることの尊さを描いている。丁寧に掃除をすることが村上春樹が描く哲学的に深淵な世界への入り口なったりもする。神は細部に宿るという言葉が思い起こされる。

 掃除をたかが掃除と侮ってはいけない。誰も見ていないとしても、書類の整理、部屋の掃除、筋トレ、服の片付け、食器洗い、読書、そういった些細な日常の行為は丁寧に行われなければならない。そうすることで生活に文学性が生まれ、生活がより豊かになるのだ。何より心がスッキリとする。